「花船」　上野咲麗
今回の華道展では、薄いピンクの芍薬が何本かあったので、一本一本の生ける位置を工夫しました。また、パールブルーデルフィニュウムの淡い水色や白などで全体的に淡い雰囲気にして正面だけでなくどこの方向からみてもきれいに見えるように生けました。また、生けた作品が船のように見えたので、「花船」という題名をつけました。最後になりますが、支えてくださった先生方、華道部の皆さんのおかげで納得のいく作品を作りあげることが出来ました。ありがとうございました。

「初夏の訪れ」　妻神知沙
3年間の集大成として、細部までこだわって制作した作品です。初夏に見頃を迎えるカーネーション、ユリ、カラーをとり入れました。 左側には枝物や葉物、カスミ草を、そして右側には花を華やかに集中させて生け、花の淡い色が引き立つように葉の濃い緑色とのメリハリをつけました。また、どの方向から見ても美しく見えるよう、花材の配置や角度を工夫しました。 なによりも、自分の納得のいく作品を作ることができたので良かったです。最後に、今回の作品を制作するにあたり指導してくださった講師の先生方、顧問の山下先生、これまでの華道部の活動を支えてくださった全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。