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相馬高校探究交流会に参加して

 私は2月19日に福島県に行き、県立相馬高校探究交流会に参加してきました。相馬高校では、伝統、震災復興などといったいくつかの地域に基づくテーマが提示され、選択してグループで探究するというスタイルだったため、三高の自由な探究とはまた異なる活動でした。地域学習がかなり盛んに行われており、多くの方々からの協力を得て完成度の高い探究を行っていました。地域から信頼され、愛されている学校なのだと思いました。

 震災をテーマにした探究発表では、岩手の復興とはまた異なる課題を知ることができました。原発の事故が残した爪痕や、それに関する報道で地元の人はどう感じているのか、という一次情報に触れることができ、かなり価値ある時間にすることができました。

 交流会の中で、私も発表を行わせていただきました。「量子力学と民俗学の観点から幽霊という存在について考える」というテーマで、楽しんでもらうことができました。三高の探究は高校生らしい観点を活かしている、素晴らしい活動だと評価していただきました。

 こういった探究の交流は、「やらされる探究」ではなく、興味に基づいて「やる探究」をし、学習に繋げていくために必要なものだと思います。もっと広がっていくと良いと考えました。貴重な経験をありがとうございました。(2年 山下桐弥)


探究チームから2年山下桐弥さんと1年照井愛奈さんが参加しました


相馬高校さんのnoteでも紹介していただきました。
今後ともよろしくお願いします。


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