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普通って何?~大船渡学冬の陣に参加してきました!~

探究チームの有志メンバー16名が、大船渡高校の総合的な探究の時間「大船渡学」の冬の陣に参加してきました。
「高校卒業後に大学行くのが当たり前?」などのチームごとテーマで、今までの普通・当たり前に対してそれって本当?と、大船渡高校や参加した他校の生徒さんたちと対話を深める「哲学対話」を行いました。
たくさんの対話をすることで、様々な視点を得ることができました。

参加した生徒の感想です。

その「普通」とは何かを考えるとそれぞれの価値観や心によって様々であり、いつも何気なく使っている言葉がとても難しい言葉に感じました。けれども交流を通して様々な人と出会っていくうちに、自分と違う考え方や価値観に出会え、人の数だけ「普通」があるんだと気づきました。「これが普通だ」という固定概念に囚われず、自分らしく生きる生き方が素敵だなと思いました。そして、学校、特にも普通科は、社会に出る前に幅広く学び、幅広い知識と視野を身につけて、「自分」を見つける場所なんじゃないかと思いました。

今日はたくさんの人と出会えて、とても有意義な時間となりました。

大船渡高校で「大船渡学」の概要を聞いた時、その壮大なプロジェクトに驚きました。特に私が印象に残った授業は「普通が守られる」というテーマの授業です。ここでは、「普通」の善と悪、そして「普通」のメリットとデメリットを考えました。メリットでは社会的安定や相互的信頼関係を得られる、そしてデメリットは偏見や不平等を保持するという結論に至りました。私が調べていた普通とはまた違った視点の探究でとても勉強になりました。私が探究しているテーマは偶然今回の大船渡学と同じテーマでした。この研修で多くの研究材料を持ち帰ることができ、とても有意義な時間にすることができました。これからも自分の研究を深めていこうと思います。

大船渡高校の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。

大船渡高校さんのnote

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※探究・STEAM教育推進事業は、岩手県企業局電気事業の収益の一部が活用されています。

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