1102 横断的な学びに関する公開授業並びに講演会が行われました。
探究・STEAM教育推進事業の一環として、11月2日(木)に、福井県教育庁高校教育課参事の渡邉久暢先生をお招きして、横断的な学びに関する公開授業並びに講演会を開催しました。他校からもたくさんの先生にご来校いただきました。
公開授業
7校時の公開授業は2年文系3クラスを対象に論理国語。「親ガチャ」に関する文章を読み、思考を深めていきます。生徒たちは50分思考を途切れさせずに授業に参加しました。参観者は、渡邉先生の指示の出し方、添削する際の声のかけ方、全体指導から個別指導へと授業の組み立て等を自分の授業と照らし合わせて参観しました。
以下生徒の感想(抜粋)です。
講演会
「学力向上を目指す探究的な学び~教科横断的な視点から~」と題して教員研修として実施した講演会は、ペアワークを中心に、「探究的に学ぶとは?」「(本校の校訓である)随処為主とは」と、普段見落としがちなことを参加者が言語化し、これからの教育がどうあるべきかを改めて考える機会となりました。
国語科研究授業
午前中は校内のみで、2年古典探究と文学国語の研究授業を実施し、渡邉先生にも参観、ご助言をいただきました。
古典探究では「大鏡」の教科書掲載箇所以降を各班ごとに調べ発表しました。既習の知識を使って自分たちで新しい文章にチャレンジしています。
文学国語では、短歌・俳句を学習したあと、その中から一つ選んで「歌物語」を作り、グループで鑑賞し合いました。ロイロノートにも提出されているので、グループ以外の作品も読んでいきます。2700字の物語を紡いだ生徒もいます!
2学年国語科では、科目の連携を意識し、前期末では文学国語と古典探究で「源氏物語」、後期中間では論理国語と文学国語で詩歌を扱いました。これからも教材研究を深め、よりよい学びにつなげていきます。
※探究・STEAM教育推進事業は、岩手県企業局電気事業の収益の一部が活用されています。