令和6年度 入学案内・中学生のみなさんへ
中学生のみなさん、盛岡三高のnoteへようこそ!
盛岡三高は、令和4年度に創立60周年を迎えました。
「随所為主」「鴻鵠之志」を校訓とし、教育目標として「自主・創造・友愛」を掲げています。「さわやか三高」は、大きな変化を迎えているこの時代に「瞳輝くリーダー」となるべく、仲間と切磋琢磨しながら、勉学と部活動、そして生徒会活動などに打ち込む、生徒一人ひとりの夢と希望の実現を全力で応援します。ここ緑丘の地でぜひみなさんの青春の翼を広げ、羽ばたいてください。
1 学校基本情報
創立 昭和38年4月1日
開校記念日 4月11日
校長名 木村 基
校章の由来 鵬の羽ばたきを象徴。それぞれの羽は、自由、平和、愛を意味し、限りなく広がる夢・知・情を表しています。
所在地 岩手県盛岡市高松四丁目17番16号
郵便番号 020-0114
電話番号 019-661-1735(事務室) 019-661-1736(職員室)
FAX 019-661-1221(事務室) 019-661-5570(職員室)
交通機関 県交通バス 松園線 「三高前」下車
ホームページ http://www2.iwate-ed.jp/mo3-h/
設置学科等
全日制課程 普通科
在籍数(令和5年5月1日現在)
1年286名、2年282名(うち理数探究コース44名)、3年284名(うち理数探究コース40名)、合計852名
2 学校長メッセージ
盛岡三高は「夢を叶える」学校です。今春の大学入試においては、京都大学や東北大学をはじめとする国公立大学に234人が現役で合格を果たし(東北1位)、卒業生に対する合格率は83.6%でした。その原動力は、10年以上前から質の高い学びを引き出すために他校に先駆けて取り組んできた授業改善(参加型授業)です。また、SRH(サイエンス・リサーチ・ハイスクール)に代表される、探究的かつ課題解決型の教育実践により、思考力・判断力・表現力等を効果的に育んできたことも大きな力となっています。これらの取組により、大学入学共通テストで求められる学力を身につけられるだけではなく、社会に出てからも、自ら課題を見つけ、主体的に判断・行動し、よりよく課題を解決する資質・能力を育むことができます。
高校生活では、受験、部活動、人間関係の葛藤など、大きな壁が立ちはだかることがあるかもしれません。しかし、自分の可能性を信じる明るい心と、努力を継続する強い心が、必ず素晴らしい未来に連れていってくれます。今は先が見えなくても信じて努力すれば夢はいつか叶います。挑戦し続ける人間としてたくましく成長することを願っています。
これからの困難で予測不可能な社会を生き抜くためには、主体性を持って多様な価値観を持つ人々と協働しながら課題解決する力が求められます。本校での学びにより、持続可能な社会の形成者として、新しい時代を切り拓いていく「瞳輝くリーダー」として成長することを大いに期待しています。
3 スクールポリシー
4 校訓、マスコットキャラクター
(1)校訓
「随処為主(ずいしょいしゅ)」
付和雷同せず、主体性を持って生きなさいという「臨済録」の教えで、三高生のあるべき姿の基本を示している。
「鴻鵠之志(こうこくのこころざし)」
羽ばたく鵬が持つ「遠大な大志」という意味で向上一路の精神で理想を追い求め続ける気高い志のこと。
(2)マスコットキャラクター
本校のマスコットキャラクターのトナン君とユメちゃんです。本校の校章は鵬(おおとり)がモチーフとなっておりますが、マスコットキャラクターも鵬をモチーフとしています。トナン君は創立50周年を記念し制作されました。ユメちゃんは女の子バージョンとして56回生の生徒が作成し、名前は令和3年度に公募で決定しました。いずれの名前も、校歌2番の歌詞「図南のゆめに 翔るごと」が由来となっているようです。
5 本校の教育活動の特色
(1)学習について
厳しくも温かい雰囲気の授業を柱に、基礎学力の定着と難関大入試にも対応できる応用力の養成をはかっています。 「参加型授業」を標榜し、言語活動を重視して、「考える授業・わかる授業・力のつく授業」に努めています。
令和5年度 研究指定等について
・いわて進学支援ネットワーク事業 探究・STEAM教育推進事業 実施校
・岩手大学教職大学院 連携協力校
(2)SRH(スーパー・リサーチ・ハイスクール)について
平成23~28年度の6年間、文部科学省からスーパー・サイエンス・・ハイスクール(SSH)の指定を受け、先進的な理数教育、将来の国際的な科学技術系人材の育成に取り組んできました。平成29年度からは、盛岡三高独自のサイエンス・リサーチ・ハイスクール(SRH)としての活動を始めました。SRHでは、「高い理想の実現に挑戦する志」と「科学的探究力」「発展的対話力」「論理的思考力」を持ち、それらを活用し「問題を自ら発見しそれを解決する実践力」を備えた、社会の様々な場面で活躍する生徒の育成を目指し、全生徒が課題研究などの活動を行います。
(3)部活動について
効率的練習と定期的な休養日により、目標の達成並びに部活動と学習の両立ができるよう支援します。
(4)生徒会行事、学校行事について
生徒の自主性を最大限尊重し、青春の思い出づくりを支援します。
・生徒会行事
体育大会 6月下旬(3日間)
歓声が緑丘にこだまし、生徒たちは熱く燃えます。
三高祭 8月下旬(2日間)
展示・発表の創意工夫に知恵をしぼります。
・学校行事
新入生研修 4月上旬
新入生が三高生としての心構えや家庭学習の進め方を学ぶとともに、
グループ活動により友人関係を作り、高校生活にスムーズに移行できる
ようにします。
修学旅行 11月上旬
京都、奈良中心。
生徒と保護者からのアンケートに基づき行き先を決定します。
緑丘セミナー(年数回の講演会)
大学の先生等多様な方々のお話から、
人間と社会とについての洞察を深め、進路を考える契機とします。
(5)部活動の主な実績
令和4年度の部活動の顕著な業績について(全国大会出場)
※①~③の数字は生徒の学年を表す
【運動部】
●陸上競技
令和4年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会
5000W 予選敗退 加藤 萌愛 ②
JOCジュニアオリンピックカップ 第16回U18陸上競技大会
女子3000W 第7位 加藤 萌愛 14分09秒37
第37回東日本女子駅伝(福島県福島市)
県代表 3区(3㎞) 水川 月香彩① 区間18位 10分59秒
第41回都道府県女子駅伝(京都府京都市)
県代表 4区(4㎞) 水川 月香彩① 区間40位 14分15秒
●ソフトテニス
第51回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップソフトテニス2022
【シングルス】
1回戦 田中もも①4-0 旭川商業(北海道)
2回戦 田中もも①0-4 米子松陰(鳥取)(ベスト32)
●弓道
第41回全国高等学校弓道選抜大会
男子個人の部 千葉周作②(準決勝敗退)
●ボート
全国高等学校総合体育大会ボート競技大会・
第70回全日本高等学校選手権競漕大会
女子舵手付クォドルプル
泉怜那③・高松久琉美③・岩﨑由奈③・三浦佳歩③・伊藤聖華③ 準々決勝敗退
●新体操
令和4年度全国高等学校総合体育大会新体操選手権大会
団体 第36位(42チーム中)合川・阿部・井上・成瀬・平
【文化部】
●吹奏楽
第46回全国高等学校総合文化祭東京大会吹奏楽部門出場
●文芸
第17回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2022)
団体戦 第3位 盛岡第三(嶋栞②・水上桃果②・岩崎野乃花②・向川千代①)
予選リーグ 盛岡第三 2-1 星野(埼玉)
予選リーグ 盛岡第三 2-1 光陵(神奈川)
準々決勝 盛岡第三 3-0 八戸(青森)
準決勝 盛岡第三 0-3 高田(三重)
個人戦 決勝出場 向川千代①
第7回高校生万葉短歌バトルin高岡
準優勝 チームおおとり(佐藤麻尋①・山田真嘉②・大坊千宥②)
一回戦 盛岡第三 3-0 星野(埼玉)
準決勝 盛岡第三 2-1 光陵(神奈川)
決 勝 盛岡第三 1-2 仙台(宮城)
第46回全国高等学校総合文化祭参加
文芸部門 本宮大貴③
第37回全国高等学校文芸コンクール
[小説部門] 優秀賞 西澤あづき③
優秀賞 岩崎野乃花②
[詩部門] 優良賞 石井鈴乃③
[俳句部門] 優秀賞 水上桃果②
入選 西澤あづき③
[文芸部誌部門]優秀賞 『黎』第22号
第3回富士正晴全国高校生文学賞
優秀賞 西澤あづき③
佳作 髙橋祐希②
●美術
第46回全国高等学校総合文化祭参加
美術工芸部門 畑中みく③
●書道
第23回 高校生国際美術展 書の部
佳作 田村京珠③ 村上結音③ 山火那月③ 山崎 萌② 柿﨑千歳①
第31回国際高校生選抜書展(書の甲子園)
〔個人〕
秀作賞 村上結音③
入選 山火那月③ 長沼亜依③ 岩渕珠苑③ 田村京珠③ 飛塚美咲③ 城内娃珈③ 三浦柚葉③ 山崎 萌② 桃李百恵② 小原日菜②
〔団体〕
東北地区 優秀賞
第27回全日本高等学校書道コンクール(半紙)
準大賞(準雁塔聖教序賞) 羽沢悠菜①
全日本高等学校書道教育研究会賞
(雁塔聖教序)押切知佐子①
(建中告身帖)千葉桜佳①
(王鐸)菊池萌伽①、板井咲希①
優秀賞 菊池萌伽①、髙橋舞①、三浦悠唯子①、柿﨑千歳①、桃李百恵②
優良賞 桃李百恵②、千葉桜佳①、吉田冴栄①、板井咲希①、齋藤心乃①、煙山紅之葉①、鈴木堅斗①、小林愛実①、柿﨑千歳①、羽沢悠菜①
団体賞 優良校
●視聴覚委員会
NHK杯全国高校放送コンテスト
アナウンス部門 優秀賞 栃沢 莉里 ③
ラジオドキュメント部門 優秀賞 百合川 暖菜 ③
テレビドキュメント部門 優良賞 佐々木 ひな ③
(6)国公立大学の合格状況
○主な国公立大学(実数)
6 令和6年度の入学者選抜方法について
1 募集定員
普通科 280名
2 選抜方法
岩手県教育委員会のホームページでご確認ください。
7 必要経費等
入学時
諸経費 14,100円(令和5年度の例)
調整基金 (2,000円)
生徒会入会金(3,000円)
入学後、学年会費(各種保険料や学習活動に関わる費用)、外部模試代金、副教材費、諸会費、授業料を納入いただいております。
8 公立高等学校就学支援金制度について
(1)平成26年度から県立高校の授業料に高等学校等就学支援金制度が導入されました。
(2)この制度により、一定の所得未満の家庭の高校生は授業料の納付が不要となりました。
(3)一定の所得未満とは、保護者等の所得について、以下の算定式により計算した額が、30万4,200円未満の場合です(年収目安約910万円未満)。
【算定式】課税標準額(課税所得額)× 6% - 市町村民税の調整控除の額
(4)手続き等については、入学手続き関係書類の送付と併せてお知らせする予定ですが、制度について詳しくお知りになりたい方は、下記の文部科学省ホームページ「高等学校等就学支援金制度について」をご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm
【参考】県立高校授業料 全日制(月額)9,900円
9 入学選考料免除について
岩手県では、大規模な災害であって県民生活に著しい影響を及ぼすものにより甚大な被害を受けたと認められる者に対しては、入学選考料を免除しています。申請様式は、岩手県教育委員会のページでご確認ください。