見出し画像

0622 先人記念館書道パフォーマンス【書道部】

令和6年6月22日(土)、盛岡市先人記念館において、書道部2年生11名がパフォーマンスを披露しました。

これは、第69回企画展「墨で語る書家―山口剛介・新渡戸仙岳・太田孝太郎―」のオープニングイベントとして実施したものです。

書道パフォーマンスのテーマは、「今を生きる私たち」です。「今日の日本を作った先人たちの努力を思い、今を生きる私たちが将来へつなぐ架け橋となりたい」という願いを込めて定めました。

縦3.5メートル、横2.5メートルの作品を2種類制作しました。言葉選び、デザイン、選曲、動作など、部員の力を合わせて考え、練習を重ねました。

先に披露したのは「愛」の字が印象的な作品です。

世界平和を実現するために高校生の私たちができることは、自分自身、家族、周りの人たちの存在を大切にする「愛」の心を持つことだ、という思いを込め、一字一字丁寧に書き上げました。また、背景には霧吹きで花を描き、あたたかさや喜びを表現しました。

次に披露したのは「志」を囲んだ作品です。

岩手の先人「新渡戸稲造」の生き方から「平和、慈愛、教育、武士道」の四語を定め、彼がキリスト教徒であったことから十字に配置しました。中央には、「彼の志を受け継ぎ、力の限り尽くしてゆこう」という決意を込めて、大筆で「志」を書き上げました。

企画展開催中(9月1日まで)は、盛岡市先人記念館内に私たちの作品も展示していただいていますので、どうぞご来場ください。

なお、盛岡三高文化祭(8月31日・本校)において、書道パフォーマンスを披露予定です。また、盛岡三高書道部作品展(9月21日午後~22日・盛岡市民文化ホール)でも、パフォーマンス作品を展示いたします。どうぞご覧ください。


盛岡先人記念館はこちら

書道部のパフォーマンスはこちらもご覧ください