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【文芸部】北海道・東北文芸大会山形大会に参加しました

10月19日(木)・20日(金)に山形県酒田市で行われた第25回北海道・東北文芸大会山形大会に、県高文連文芸専門部の推薦を受けた3名(散文2名、詩1名)が参加しました。
1日目の午前は、開会式に引き続き、作家の長岡弘樹先生(『教場』)が「小説の書き方 私のやり方」と題して講演されました。単純な筋書きをどのように複雑な物語にしていくかを具体例に即して説明いただき、参考になりました。
午後は酒田市内を徒歩で巡る文学研修でした。ガイドは酒田南高校観光地域創生専攻の皆さん。途中雨が降るハプニングもありましたが、山居倉庫・夢の倶楽、日和山公園、相馬樓(竹久夢二美術館を併設)、山王くらぶといった歴史的建造物を堪能し、往時の酒田の賑わいを体感することができました。
2日目は分科会でした。散文分科では東北芸術工科大学文芸学科の石川忠司先生からプロットの組み立て方を、詩分科会では詩人の万里小路譲先生から詩の技法を、懇切丁寧に解説していただきました。作品をより深く読み込んでいくにあたっても、自分で実際に作品を創作していくにあたっても指針となる内容でした。
今回の北海道・東北文芸大会では一道六県の文芸部と交流をすることができました。ここで受けた刺激を今後の作品づくりに生かしたいと思います。
なお、この大会の模様については、水沢高校のnoteにも詳しく紹介されています。こちらも併せてご覧ください。

開会式アトラクションで披露された鶴岡中央高校の天魄太鼓。迫力に圧倒されました。
日和山公園にて、江戸時代に活躍した千石船の1/2スケール模型を前に説明を受けているところ。酒田南高校の生徒さんのガイドが素晴らしかったです。
散文分科会の模様。物語を構造的に組み立てていくことを学びました。
刺激的な2日間でした。来年度の『黎』第24号もどうぞご期待ください!

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